デジキャンのスタッフがiCloneというCGソフトを使用したCGコンテスト「ASIAGRAPH REALLUSION AWARD2013」で見事予選を通過しました。予選通過したのはメディア学部4年生大池崇寛くん、3年生春日俊介くん、2年生の楊幇海くんの3人組で、彼らは〈DigitalCamp!us〉(デジタルキャンパス通称”デジキャン”)のプロジェクト演習VFX/Pre-vis/S3D実践コースで学んでいる学生たちです。

実践的なプロジェクト演習

デジキャン〈DigitalCamp!us〉では、日頃からCGやVFXに関する制作をおこなっていた仲間たちが集まり、今回のCGコンテストの話を聞き、一緒にチームを組んで応募することになりました。予選には、台湾、中国、韓国、ポーランド、イギリス、ドイツそして日本の7カ国が参加し、最終的に台湾、中国、韓国、日本のチームが予選通過しました。日本からも3チームが通過、その1チームが東京工科大メディア学部です。

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■CGアニメーション「少女と折れた木」
制作したCGの物語は3分弱。ある少女が台風で折れた木を切ろうとするおじいさんを止めるというもの。短いアニメーションの中に情緒的なストーリーを創り出しています。

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「少女と折れた木(a Girl and abroken tree)」

■学年や国籍を超えた仲の良いチーム

最年長であり、今回のディレクターを務めた4年生大池くんは、「予選を通過するかどうかは、分からなかったけど、海外の大学生と腕を競うという事で、内容に関しては時間を掛けて充分練りました。シナリオと絵コンテに約2週間、CG制作は1週間ぐらいです。」春日くんは、「日本工学院の声優科の学生さんにも手伝ってもらい、キャラクターの声を吹き込みました。」また、中国から留学している楊くんは、「審査員が台湾という事も考慮してわざわざ中国語の字幕を付けました。」と話してくれました。年齢も国籍も違う3人ですが、大変仲が良いとともに、いざ制作時には厳しい意見や議論も活発に戦わせています。
Asiagraph_reallusion_photo_ss(左側から大池崇寛くん、楊幇海くん、春日俊介くん)

■予選通過、そして台湾の本選へ

Reallusion Award 2013 48Hours Contest本選が9月3日、4日の2日間、台南義守大学で行なわれました。日本からは、神奈川工科大学、江戸川大学、そして我が東京工科大学からプロジェクト演習デジタルキャンパス!の特別編成チームが参加。48時間トライアルコンテストに望みました。前日に現地入りし、お題である候補が3つ渡され、そこから当日最終のお題が抽選されました。お題は、「Courage(=勇気)」
ソフトの日本語版が正しくインストールされないといったトラブルに見舞われながら48時間でアニメーションを作成するコンテストは、始まりました。「とにかく時間がなかった気がします。」そう話すのはチームリーダーの大池くん。「地元台湾勢は、自分のデスクトップPCを持込んで最強の環境で始めていたし、こちらは前日のインストールトラブルからほとんど寝ていない状態で本選に望んだから、とにかく精神的には相当追いつめられていた。」確かにハンディーは背負っていてシナリオと絵コンテをアップするのに48時間のうち1/2近くを費やしてしまっていました。残りの時間でモデリング、アニメーションを仕上げていくのはかなり緊張感のある作業でした。結果は、入賞に惜しくも届きませんでした。審査をした渡部准教授は、「点数的には、入賞にあと一歩。時間がなくてラストが描ききれなかったのがもったいなかった。でも審査員からは非常に企画が良かったとお褒めの言葉をもらっていました。」

本戦が終わった後は、台北で少しリラックス。夜市に出かけたり、IMAX映画の70mmフィルム版を堪能したり台湾を満喫しました。残念ながら、賞金を手にすることは出来なかったが、また次のコンテストを目指して頑張って欲しいと思います。お疲れさま!

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Reallusion Award2013プロモーションビデオ