ケーブルテレビ番組「マモルンジャー」CG制作参加
J:COM(旧JCNテレメディア)が制作している「防災戦隊マモルンジャー」のオープニングと劇中の変身シーンを制作しました。これは、産学協同によるプロジェクトの一環として依頼を受けたもので実際にオンエアされている番組の一部のリニューアルにあたり、学生が企画制作する中でOJTを学んでいくものです。
企画は2014年の2月にスタート、企画作りに時間をかけました。3月に入り、企画書と絵コンテをもってJ:COMさんにお邪魔し、学生自らプレゼンテーションさせて頂きました。練りに練った絵コンテに一発OKが出て、制作のゴーサインが出ました。ほっと胸を撫で下ろした瞬間です。3月の春休みに実際の制作がスタート。
オープニングタイトルはCGで制作
オープニングパートは、blenderというオープンソースのCGソフトで制作していきました。特任の渡部健司准教授が細かい指導をしていきます。CGソフトでの本格的なアニメーション制作は初めてだったのでモデリングからレンダリングまで時間を要しました。大まかなアニメーションが出来ると
何回ものテストレンダリング
幾度となくテストレンダリングをおこない、細かいチェックが行われていきます。思ったような質感がでないため、質感のやり直しが必要となりました。
すべての素材の合成作業はアフターエフェクト
この春から最新のアドビ製品が演習室に導入され、私たちは最新のバージョンを扱うことが出来るようになりました。今回のCG素材の合成はアフターエフェクトでおこなっています。
変身シーンは実写の撮影から
一方、変身シーンは実写の撮影から始まりました。変身シーンの振り付けも含めて学生が提案し、撮影にも参加、振り付け指導も行いました。学生にとっては緊張の瞬間です。実写の撮影はグリーンバックで行い4時間ほどで終了しました。
変身、エフェクト、合成をひとりでこなす
今回の変身シーンは、企画の段階からひとりでおこなっています。
「防災戦士マモルンジャー」CGメインタイトルメイキング映像