あの伝説の デジキャン! とは?
デジキャン!は東京工科大学メディア学部のユニークな演習講義である”プロジェクト演習”のひとつでした。プロジェクト演習は1年生から3年生までの学生が自由に演習コースを選択する事が出来、早い段階から専門的知識の習得や実践的な演習を行なう事が可能でした。その中でも、エンタメ業界のコンテンツ制作やイベント制作のスペシャリストを目指した演習のグループ群が〈DigitalCamp!us〉”デジキャン!”だったのです。その多いときには1週間に7本の講座を開講していました。
“デジキャン!”は2012年4月から2016年3月までメディア学部で教鞭を執った渡部健司 特任准教授(現在は非常勤講師)のもと生まれました。長年CGI/VFX業界で培って来た経験を若い次世代の人材教育や人材育成に繋げていきたいという思いがあったからです。わずか4年間の短い活動でしたが、内容的には非常に濃い活動の数々を繰り広げました。その活動は、学内にとどまらず学外へと広がりつつあります。
2016年4月からは、専修大学ネットワーク情報学部に籍を移し、今までとはまた違う新しいステージとして新たな活動をしていきます。
伝説(!?)ともなったデジキャン!(卒研アドクリ含む)の活動の記録です。
4年間で映像コンテスト入賞13本 うち最優秀賞4本、優秀賞3本、獲得トロフィー5本。特別賞1本、副賞ワコムタブレット3個。
獲得賞金70万円以上。補助金受託2本13万円余り。
海外本選招聘3回
学内イベント開催7回(「ハチクリ!」)
出演していただいた企業、クリエイター8名
学外イベント参加6回
参加したオープンキャンパス14回以上
USTREAM学内中継2回以上
USTREAM学外中継6回
テレビ出演2回
テレビ番組用CG/VFX制作1本
短篇映画制作1本
卒業生3年間で17名
そのうち業界(アニメ、CG、VFX、CM広告、テレビ番組系)就職10名、
IT系1名、その他4名、VFX海外留学2名(業界就職希望者の業界就職率はほぼ10割!)
etc.,
「Last Dayz 2012-2014」
デジキャン!+アドクリ デモリール
ライトペインティングデモリール
八王子学生CMコンテスト2014入選作品
八王子学生CMコンテスト作品集:最優秀賞「号泣級高尾山」
サクサクちゃんねる_PR映像
「防災戦士マモルンジャー」CGタイトルメイキング
東京国際映画祭学生応援団_PR映像
『ハチクリ』ダイジェストVol.01-06
トウキョーゾンビ予告篇
ADVANCED DIGITAL CREATION 2013 1st DemoReel
ADVANCED DIGITAL CREATION 2013 Final DemoReel
デジキャン!LAST DAYZエンディングタイトル
渡部 健司”Boss”からの最後のメッセージ
おはようございます。渡部です。
2012年から4年間、東京工科大メディア学部で教鞭を執り、その中で新しいプロジェクト演習を立ち上げました。それが「デジキャン!」です。デジキャン!は、大学の中にもうひとつのキャンパスを創り出していこう、という試みでもあり、チャレンジでもあります。自分で考え、自分で行動しながらコンテンツを創作する。先生と生徒という垣根をとり払い、同じクリエイター同士として接する場所。みんなで創りあげる時間と空間、知識と技術を「共有」していく、それがデジキャン!でした。東京工科大でのデジキャン!はひとつの幕を下ろしましたが、私は次の新しいステージでデジキャン!を育てて聞こうと思っています。これからのデジキャン!にご期待ください。」