【授業概要】
この演習は、ショートコンテンツの中でもストーリーとキャラクターデザインに特化して学んでいきます。とはいってもなかなかアニメーションまで完成させる事は難しいと思います。そこで最終的に電子絵本を制作する事を目的とします。電子絵本とは何でしょうか？電子絵本とは、紙や本で作られた絵本ではなく、パソコンやスマホなどで見たり読んだりすることの出来るものです。
すべてがアニメーションで動いている必要はなく、文字や音楽、効果音などで構成されていきますので、比較的ソフトウエアのスキルが高くなくても制作することができます。ただし作りたいという強い意志がないと完成にたどり着かない可能性もでてくると思います。その点は覚悟してください。その代わりデジタルコンテンツを生み出すという感動的な達成感と充実感があなたを待っています。知らないうちにスキルアップしていくことでしょう。出来れば半期だけではなく、継続しながらスキルのレベルアップを図って欲しいと思います。電子絵本の制作を通じて、キャラクターデザインとストーリー作成、コンテンツ制作の方法を学びます。
【授業方法】
まずはいろいろな電子絵本を見つけてきて鑑賞する事からはじめます。自分たちが見つけてきた電子絵本のどこが面白かったか、どこが斬新だったかを発表してもらいます。その次には自分たちで物語の企画、ストーリー、シナリオを企画していきます。と同時にキャラクターデザイン、キャラクター設定の作業をおこなっていきます。ストーリーとキャラクターが決定したところで、どんな電子絵本にしていくかをプランします。
【履修上の注意】
必ずしも最初からデジタルスキルがなく、手描きでもが構いませんが、最終的にはデジタル化、コンテンツ化が求められますので、PCの操作スキルが求められます。グラフィック系ソフト、Photoshop、Illustratoe、AfterEffects、FLASH、HTML5、ePubなどの知識、スキルなどです。
時間は、ウイークリーのランチタイム＋土曜日午後14時〜(不定期)
アニメーションを”キャラクター”という部分にこだわって考えてく
コマ撮り、CG、手描きアニメなどジャンルは問わない
自分たちでキャラクターのデザインや動きを研究する
ストーリや文章、ナレーションを考え、最終的に電子絵本という形で絵が動く本をを作る
スキル
–コマ撮り撮影、CGキャラクター、手描き、アニメーション
MAYA,Cinema4D,PremierePro,Qumarion,ClipStudio,RETAS,HTML5/ePUB