デジタルネイティブの時代
現代はデジタルネイティブの時代と言われています。生まれたときから、テレビ、ネットワーク、携帯などのネットワークインフラが揃い、ゲームなどのツールも揃っています。そんな時代に生まれた皆さんは、生まれながらにしてツールやデバイスの扱いに長けていて、新しいツールに触れる時もあまり抵抗なくすぐに慣れてしまいます。
反面、目分量や手にしみついた感覚が乏しく、困ることがあります。例えばアンプの音量を上げてと頼むとダイヤルをどちらにどれくらい回せば良いか分からないと言われます。アナログ時計の針が何時を指しているか分からない、という笑えない話もあります。
でも実はデジタルに慣れる事よりもアナログなものに触れ、アナログな感性を持つ事が必要なのです。文章を鉛筆で書かないと漢字や文章力は付きません。PCで漢字変換ばかりしていると頭も退化してしまいます。
映像も垂れ流しでばかり見ていると映像に隠された一コマ一コマの思い感じ取れなくなります。制作者やクリエイターは時としてそのヒトコマに思いを託しているのです。もっと何度も繰り返し見ること、時には、ヒトコマごとに映像を送って見てみましょう。今まで見えなかったモノが見えてくるはずです。